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“D-Room”の戸建てタイプにウェルシュ・コーギーのシェリーちゃん(5歳・メス)と奥様、お二人のお子様の5人(?)で暮らすOさん。シェリーちゃんへの愛情あふれる毎日のなかでも、お客様や近隣の方への配慮を忘れない、さすが一家の主人と思わせるお話を聞かせてくれました。
シェリーちゃんとの暮らしはどれくらいになるんですか? そうですね、生まれたばかりのときからずっと一緒なので、もう5年になります。 ペットと暮らしたいと思ったきっかけは? 子供の頃から実家ではネコを飼っていまして、子供心に動物のいる暮らしがあたりまえのように感じていたんですね。我が家の二人の子供もいろいろなことがわかるようになり、そろそろペットを飼いたいなと。自分もそうだったんですが、子供にとって身近に生き物がいるというのはやっぱりいいことですしね。 室内が中心?基本的には室内です。でも、キチンとした決まり事があります。わが家では家族全員シェリーが大好きで、それぞれがいろんなスタイルで遊んでいますが、いわゆる「ネコっかわいがり」はしないという約束があるんです。室内犬で家族同然のシェリーですが、やはりイヌはイヌ。人としてのちゃんとした生活に必要以上に入り込ませないようにしています。 ペットショップなどに、なかなかオシャレなサークルやケージが売ってますが、うちでもそういうケージでシェリーの生活スペースを作って、一緒に暮らしています。
室内飼いの問題は?イヌはネコと違い柱で爪を研いだりしませんから、室内でも比較的飼いやすいかもしれませんね。ただやはりイヌですから、散歩の問題とかもあって。散歩の後は必ず足とオシリをキレイに拭いて…毎日朝・夕2回の散歩は正直キツイなあと思うこともありますけどね。 でも飼う側の都合で可愛がったり突き放したりするのは、やっぱりよくないですよね。子供達とも話してるんですが、大変でもそれが動物を飼うっていうことですし、それに見合うというかそれ以上のものを与えてくれますから。 ペットとのふれあいは、それだけでとびきりの癒しですよね。 そうなんです。ブラッシングしたりシャンプーしたり、イヌには、イヌならではのマン・ツー・マンなふれあいができるじゃないですか。そうしたコミュニケーションがその日一日のストレスを解消してくれるんですね。動物と触れあうと、優しくなれますよね。
逆にペットと暮らすうえでの悩みは?とくに感じてはいないんですが。強いてあげれば、なかなか家族で旅行に行けないってことですかね。最近はペット可のホテルも増えていますが、旅先で訪れるいろいろな施設にはまだペットと入れるところは少ないですから。まあこれはしかたないですね。 日常的な問題としては、「毛の後始末」ですかね。夏と冬、生えかわりの時期になると凄いんですよ。部屋中に大量の毛が落ちて。いまはいろいろと良いケアグッズが売られてますから、それでなんとか凌いでいます。 あと、これは悩みというか、イヌを飼う上で考えなければならないことに鳴き声がありますね。 確かに、とくに夜間の鳴き声は気になりますね。イヌですから、通りを歩く人の気配や匂いに反応して鳴くのはあたりまえで、シェリーも番犬的な役割も期待してるため、鳴かない方がマズイとも言えるのですが。よその家のイヌの鳴き声は、イヌを飼ってる私でも気になる時があるくらいですから、飼ってない人にとっては迷惑でしょう。ただシェリーは室内犬ですし、“D-Room”は壁の造りもしっかりしているので、いまではそんなに心配もありません。ご近所の方にはいつも一緒に可愛がってもらっているくらいですから。
シェリーちゃんがご近所を一つにしている(笑)?そういうところもあるかもしれませんね(笑)。ただそうは言っても、やはり飼う側は、イヌが苦手な人もいるんだということを忘れてはいけないと思うんですね。散歩や公園で遊ばせている時など、ご近所の人たちと接する機会は結構ありますし、飼主にはかわいい鳴き声も、嫌いな人には耳障りな音であったり、時には恐怖を覚えさせる場合もあるでしょう?マナーと躾は大切ですよね。 もちろんこういう問題はペットだけでなく生活騒音全般にも言えることで、ペットを通じて、子供達に「人に迷惑をかけない」ことの大切さを教えるいい機会でもありましたね。 いくらかわいくてもペットにばかり目を向けていてはいけないと。 はい。好きだからこそ、ずっと暮らしたいからこそ、周りの人への配慮が必要なんだと思います。先程話したケージは、実はそういう意味合いもあるんです。私や妻の友人にもイヌが苦手な人はいますし、子供の同級生たちの中には「カワイイから見るぶんには平気だけど、近付いてきたりすると恐い」っていう子もいるんですね。家族と過ごす時間。友人と過ごす時間。ご近所の人との生活。そしてシェリーと触れあうひととき。全部が幸せだと最高ですね。
ペットと一緒に暮らす「悩み」なんて、みんな実際に生活を始める前のこと。いろいろと大変なことはあるけれど、それも含めて全部が幸せでかけがえのないペットとの思い出になる。そう熱心に話す眼差しからは、子供のころより動物と暮してきたO様の「優しさ」と「強さ」が感じられました。大変参考になる話をありがとうございました。
“D-Room”の軽量鉄骨2LDKタイプにアメリカンショートヘアの銀ちゃん(9歳・オス)と同居するMさん。ご近所づきあいも良好で、楽しく暮らしているとのこと。どうやらそのあたりに快適なペットライフのヒントがありそうですね。
銀ちゃんとの暮らしはどれくらいになるんですか? もう9年になります。以前、京都に住んでいて、その頃からの大切な同居人ですね。仕事の関係でこっちに来ることになったんですが、一緒に引っ越してきたんです。 飼うにあたって何か工夫していることなどはありますか? う〜ん…。…特にはないですね(笑)。ネコ用にケージを作って自由に遊ばせる時間をしっかり区切っているとか、窓を開けっ放しにしておいていつでも出入りできるようにしているとか、友人からはそういう「我が家の方針」みたいな話をよく聞くんですけど。私の場合はただお互い好きにやっているって感じですね。私もネコも自由な性格なので。
その自由さがネコの魅力。そうです。ネコって悠々自適で、きまぐれで、「飼われている」って意識なんてまるでないって感じじゃないですか。呼んでも無視するかと思えば、お腹が減ったら甘えてきたり。そんなところもネコが好きな理由でもあるし、あまり締め付けたくないんですよ。ストレスがたまって、猫にもよくないんじゃないかなとも思うし。 賃貸住宅だからと特に気をつけているわけでもない? そうですね、普通に同居してます。ツメ研ぎは確かに気になりますかね。退室の時は壁紙を張り替えなければならないでしょうけど、まあそれは最初からそのつもりで飼っていますから。トイレは決められた場所できちんとしてくれますし、なにより犬と違って人の気配や街の音に反応して吠えることもありませんから、アパートやマンションでは飼いやすいかも知れませんね、ネコは。
でもご近所とのトラブルとかありません? ないですね。恵まれているのかも知れません。ペット可ということもあるんでしょうが、ご近所の方々がネコに優しくて、ちょっとしたアイドルみたいな感じになっています。時々お隣のベランダにおじゃましてるようなんですが、気になさらずむしろよろこんで迎えてくれたり。ただ、もちろん、そういう恵まれた環境に甘えてはいけないと思っています。それ以外の、普段のご近所づきあいが実はすごく大事なんだなって。集合住宅でのペットのトラブルって、なんていうか、ペットの問題以前に飼主自身が一番の原因なんじゃないかなと思うんですね。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い?(笑) そういうことですね。でも逆に飼主である人がきちんと日常生活のマナーを守って暮らしたり、ご近所の方と仲良く生活していれば、ペットの大きなトラブルなんてそうそう起きないじゃないかなって。 ネコがご近所の潤滑油、なんてそう簡単にはいかない。でも、そんなご近所付き合いの大切さを気づかせてくれたのは、実はネコだったりもするんです。私がご近所から白い目でみられたら、この子もそうなっちゃうんだろうなって。それでいろいろ気をつけるようになった、というところがちょっとあるんです。その意味では、銀ちゃんは、私の人生の潤滑油みたいなものです。子供の頃からネコを飼っていて思うのは、ペットとの生活を通じて自分が成長できるということ。これからも、きっといろいろ学んでいけると思っています。
なるほどペットのトラブルはある意味、人間関係のトラブル。飼主がアパートやマンションの住人としてきちんと、そして楽しく生活していれば、ペットはトラブルのもとどころか、より豊かな毎日を招いてくれる存在にもなるのですね。Mさん、貴重なお話ありがとうございました。