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カーライフ
駐車場選びのポイント

ナビゲーター 杉江太一


クルマの購入と同時に決定しなければならないのが駐車場の確保です。大切な愛車を保管する重要な場所だけに、住まいからの距離や使用料だけではなく、面積や位置、出し入れのしやすさなども事前に確認しておきたいポイントです。


契約前の下調べが肝心

クルマを所有するには、駐車場が不可欠。しかし駐車場に関して、よくお客様から「住んでみてクルマの出し入れがしにくいことに気付いた」「ウチのクルマではサイズ的に狭い」「借りる前にちゃんと下調べをしておけば良かった」といったご感想を伺います。

新たな暮らしに備えて物件の内見をする時は皆さん真剣にチェックされるのですが、意外なことに駐車場に関しては少々ルーズなケースが見られます。住まいを重視することはもっともですが、「近隣に駐車場有り」と書いてあるだけで安心して下調べをおろそかにしてしまうことは決して珍しくないのです。


駐車場の下調べは駐車スペースだけを確認するのではなく、出し入れのしやすさも考慮に入れましょう。十分なスペースが確保されていると車庫入れ時の運転もかなり変わってきます。駐車場は端より中央部の方が出し入れしやすく人気があるのですが、両サイドに他人のクルマがあって圧迫感を感じるという方は、あえて端を選ぶと精神的にラクかもしれません。

駐車場料金は一般的に駅から近い場所よりも郊外の物件の方が駐車場料金が安く、大都市近郊では金額も高額です。特に都市部は月額4万〜6万以上という場合も珍しくありません。前もって明確な金額を確認し、住まい選び同様に駐車場選びも予算とライフスタイルを考えて検討しましょう。


気になる防犯対策

現在、昔と比べて高級な車両を所有される方が増えてきたように思います。理由はさておき、比例して増加しているのが車両の“盗難”と“車上荒らし”。これは全てのカーオーナーにとっての悩みどころです。特にメルセデス・ベンツなどの人気高級車は盗難件数が多く、これらのほとんどはプロの窃盗団の仕業とされており、大きな社会問題となっています。

一戸建ての敷地にシャッター付きのガレージをお持ちという、なんとも羨ましい方ならばいざしらず、賃貸住宅で暮らす場合はどうしても住居とクルマの距離が離れてしまうこともあります。しかし、ちょっとした気配りや工夫で被害を被る可能性を減らすことができます。


ポイントを押さえてより安心を

残念ながら警察や民間の防犯・警備のプロとしても「100%の車両盗難防止は難しい」というのが一致した見解のようです。しかし「窃盗犯から狙われにくい工夫」ならばいくつか方法があります。

見通しの悪いところを選ばない

なるべく人目につく場所であれば標的にされる可能性が減ります。「目立つこと」は犯人も嫌います。

車内に貴重品を放置しない

基本的なことですが、車上荒らしの被害を抑えるにはこれが一番確実な方法です。くれぐれも忘れ物のないように。

セキュリティシステムを取り付ける

夜の駐車場などでピカピカと小さな光が車内で点滅しているクルマをご覧になったことがあるでしょうか?あれは車体にアラームを取り付けてあるマークです。振動感知型や傾斜感知型など、各種センサーによって外部からの接触を感知し、大音響の音で異常を知らせます。近年はメーカーによる純正オプションパーツとしても普及しつつありますが、カーショップなどで取り付けてもらうのが一般的です。


一方、あらかじめ防犯への配慮が多少なされている駐車場もあります。

照明が備え付けられている

ライトがあるだけで心理的な威嚇効果があるとされています。中には常時点灯ではなく、センサー付きのライトを備えている駐車場もあります。

立体型駐車場

省スペースで多くの台数を駐車できるタイプです。平地の駐車場に比べてクルマの出し入れが面倒ですが、防犯という面では平地よりも優れているといえるでしょう。ただし使用料は平地の駐車場よりも高く設定されているのが一般的です。

ただ、こうした駐車場はまだまだ少なく、駐車場を管理する不動産業者に防犯面で相談しても改善・改良されることは難しいのが現実です。
もちろんお住まいになる場所の条件に左右されますが、大切なのはこうした情報を考慮に入れた上で、あらかじめ「盗まれにくい駐車場を選ぶ」ということになります。漫然と「近いから」という条件だけがベストだとは限らないのです。


気配りが隣人とのトラブルを防ぐ

駐車場は近隣住人が共同で使用しています。当然あなたの愛車の隣には他人の愛車が駐車しています。それだけに些細なトラブルが発生することもあります。クルマの停め方が雑だったりすると、隣のクルマのドアが開けられなかったり、出し入れしにくくなることがありますし、うっかり傷を付けてしまったりするとトラブルの元。ちょっとした注意や気配りで未然に防ぐことができます。クルマを通してのご近所付き合いも生まれますよ。


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