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「インテリアコーディネイト」と一言でいっても、アプローチやスタンスはさまざま。 建築技術や法律の知識も必要となるなど、ホンキで勉強しようと思えばとっても奥が深いものです。 ここでは、“D-Room”ならではの視点で編集したインテリアコーディネイトの基礎の基礎をご紹介。 明日から使える実践的な知識で、みなさんのお部屋作りをいっそう楽しくします。 本編では、何もないお部屋で一から始めるお部屋作りを想定したストーリーを展開。 必要な箇所から必要なエッセンスを抽出し、それぞれのお部屋作りにお役立ていただければと思います。
インテリアコーディネイトの勘所は、まず始めに全体の完成イメージを考えること。「そんなの当たり前!」と思われる方も多いかもしれませんが、これをキチンと実践している人は実は意外と少ないのです。あれがカワイイ、これがステキ、とショップを巡りファブリックを選んでいくのは確かに楽しいもの。ついついお買い物に気持ちがはやってしまうのも頷けます。でも、プロライクなお部屋作りを目指すなら、まずは全体の完成イメージを思い描くことが大切です。お店であれこれ思い悩む時間も少なくなるので、これは最終的には時間の節約にもなるのです。
「全体のイメージ」といっても、難しく考えることはありません。基本はあくまで「自分の好きな空間・居心地の良い空間を創ること」。インテリアショップで見かけたものや、すでにお持ちのお気に入りのアイテムを思い浮かべて、そのデザインイメージを部屋全体にふくらませてみるのもいいでしょう。「シンプルでパステルな北欧スタイル」だとか、「ウッディでエスニックなアジアンスタイル」だとか、大体の雰囲気をつかめればここではOKです。
イメージが固まれば、あとはそれに合わせて必要なものを選んでいきます。予算の問題もありますし、既製品にはデザインの制約があるので、「すべてイメージ通り」というのは実際にはほとんど不可能です。いろいろな問題との折り合いを考えながら、イメージを微調整していく必要があるでしょう。
ここでのポイントは、ズバリ「色・柄・素材が豊富なものを後で選ぶ」こと。照明器具→家具→カーテン…などと、ヴァリエーションの少ないものを先に選んでおけば、最終的に部屋全体の統一感を演出しやすくなります。もちろん、家具などは機能面との折り合いも大切ですね。
カジュアルスタイル はっきりとした色合いが特徴。若々しく、楽しさと動きのあるスタイル。子供たちものびのびできる気取りのない空間を演出します。小さいお子様のいるファミリーなどにオススメ。
トラディショナルスタイル 落ち着いた色合いを基調とし、木目や革などの素材感を強調した格調高いスタイル。長い月日に洗練され、完成された美しさをたたえます。2人だけの時間を大切にするカップルやご夫婦などにぴったりです。
モダンスタイル シンプルで機能的。シャープで都会的な印象のインテリア。ワーキングスタイルの男性に人気です。SOHOスタイルのホームオフィスにもぴったりです。
フォーマルスタイル 無地を基調とした落ち着きのあるスタイル。清楚で上品なイメージは誰にでも好まれます。来客の多いご家庭や複数世帯の同居などにオススメです。
イメージが決まったら、次にそのイメージに似合うカラーを選びます。イメージの統一感にあわせて、カラーにも統一感を持たせると全体にいっそう落ち着きを与えることができます。基調色を1色決めて同系色でまとめたり、1色の色調(トーン)を階調で表現したりすることによって、部屋全体に調和感が生まれます。カラーリングにも工夫を凝らして、より居心地の良い空間を創っていきましょう。
大地を連想させる、落ち着きをもたらす色 ブラウンは部屋全体に落ち着きを与えます。色彩心理学的には、精神に平穏をもたらし読書や作業などの集中力を高める効果があります。
心身をリラックスさせる色 グリーンは部屋に自然を感じさせる開放感を与えます。精神と肉体をリラックスさせるヒーリング効果をもちます。
代謝を活発にし、心身を活性化させる色 レッドをアクセントに使うと部屋に活き活きとした印象を与えることができます。心身を活性化させ、意識を前向きにする効果があります。
陽気な雰囲気を与える色 イエローは部屋に陽気で元気あふれる印象を与えます。色彩心理学的には、積極的、社交的な気分をもたらす効果がありあります。
水を連想させる、心に安らぎを与える色 古今東西を問わず、広く人々に愛され続けるブルー。嫌いな人はほとんどいない、長く接していても飽きがこない色彩です。精神的な安らぎをもたらし、ストレスを和らげる効果があります。